現在アメリカにはおよそ1700の2年制大学があります。公立の2年制大学はコミュニティーカレッジ、
私立はジュニアカレッジと呼ばれ、準学士号が与えられます。
公立のコミュニティーカレッジは地域住民の税金によって運営され、地域住民を対象として、様々なカリキュラムを組んでいます。しかも授業料も安く、職業訓練から4年制大学への編入が可能な一般教養などのコースが設けられています。
高校を中退していても18歳に達していれば、コミュニティーカレッジで学ぶことができますが、高校を中退しているので、入学前に補習授業を受けなければなりません。とにかく門戸は誰にでも開放されているといってよいでしょう。
地域の大学ですから、家から通う生徒が大半です。そのため学生寮や住宅設備は4年制大学のように充実してはいません。
基準が緩やかで、学費が安いということで、留学生の人気が上昇しています。それを受けて大学側も寮や学生の住居設備を整えるようになってきました。また留学生アドバイザーも配置されており、積極的に留学生の受け入れを行っています。
職業教育コースをとると、すぐにも即戦力として働けるような実践教育を受けることができます。カリキュラムも多様で、知識だけでなく、実践力を身につけることができます。
また2年制大学には進学コースもあります。進学コースで学ぶ学生は4年制大学の3年次に編入することができますが、成績条件(GRP)を満たしている必要があります。
職業コースの途中から進学コースに鞍替えすることも可能ですが、職業コースで取得した単位は進学コースでは何の役にも立ちません。それらには互換性がないからです。
私立の2年制大学は、ジュニアカレッジと呼ばれていますが、主に宗教団体によって運営されているものと独立団体によって運営されているものがあります。学生寮も備えており、住居の面ではコミュニティーカレッジよりはよいといえます。
4年制大学への編入を目指した教育内容も提供されており、編入率は高いです。