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アメリカの大学制度

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ニューヨークの町並み.jpgアメリカの大学は日本の大学と違い、入学選抜試験と言うものがありません。
ほとんどが書類審査で選考されます。

よって過去の成績がものをいいます。
書類選考なので必要書類を必要期日までにそろえて送付しなければなりませんが、
大学によって入学願書の締め切りがまちまちで、
大学によっては、随時書類を受け付ける場合もあります。

日本人の学生がアメリカの大学で学ぼうと決意し、
準備するのであれば、1年~1年半の期間を準備期間に当てる必要があります。

◆アメリカの学期制度

日本の大学が通年制であるのに対し、
アメリカの大学は9月から翌年の5月までの9ヶ月を1学年(academic year)としています。
その9ヶ月を2期に分けるのがセメスター制です。
また一年を4期に分けるクオーター制もあります。

夏休みは6月から8月までで、この間に単位を取得することもできるし、
この間に授業料を稼ぎ出すアルバイトをすることも可能です。

アメリカの大学は単位制(クレジット制)なので、
単位さえ取ってしまえば別の大学への編入や4年になる前に卒業することも可能です。

とにかく単位の取り方には柔軟性があります。

◆大学認定制度

アメリカには日本の文部省に当たる中央で教育を統括する政府機関はありません。
しかし教育の質をコントロールするために、認定制度が設けられています。
認定するのは任意団体で、大学設置に対する法的拘束力はありません。

認定を受けていなくても大学を名乗ることは違法ではありませんが、
留学を考えた場合、認定の有無は重要視するべきです。

この任意団体はCHEA( Council on Higher Education Accreditation )と呼ばれ、
大学が認定を受ける場合は、設立後にこの団体に申請を申し込み、
ある一定期間の審査を受けなければなりません。

審査はその認定団体の定めた基準に基づいて
大学がその設立の趣旨にあった教育目標や教育指針を掲げ、
その方針に従って教育活動が行われているかどうかを審査します。

認定の対象は教育機関全体と専門分野別です。
教育全体に関する認定は、地域認定と呼ばれ、
地域別に6つの地域認定団体が審査を行います。
大学の所在する州によってどの地域認定団体から認定を受けるかが決まっています。

専門分野に関する認定は、46の専門分野別認定団体があり、
もしある学生が将来医学や法学、経営学、建築学などの専門分野で資格を取る場合には、
勉学をして資格を取得する大学が専門分野別の認定を受けている必要があります。

専門分野別の認定を受けている大学は、地域認定も受けているケースがほとんどです。


ところでアメリカの大学にはこの認定を受けていない大学もあります。
このような大学は認定の審査中か審査に通らなかった、
認定が取り消されたなどの理由があり、
特に設立間もない大学は認定を受けていないケースが多いです。

認定を受けていないから教育の質が悪いと決め付けることはできません。
特に認定を申請中と言う大学もあるので、
しっかりと質を調査する必要があります。

しかし、認定を取り消されるほどに教育の質が低下してしまった大学があるのも事実です。
特にこのような大学では、卒論を日本語で出してもよいとか、
一定の金額を納めれば学位が授与されたり、
留学に必要なTOEFLの試験を免除するなどといった甘い基準で生徒集めをします。

アメリカ社会ではこのような大学の卒業証書や学位はマイナス評価の対象になってしまいます。
また日本に戻ってもアメリカでの単位が認められない事もあります。

よって留学前に進学しようとしている大学が
認定を受けているのかどうかしっかり調べておく必要があります。  

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