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アメリカの大学での授業風景

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はじめの3ヶ月は大学の付属機関EPIというところで語学研修を受けながら
大学での単位のとり方、レポートのまとめ方、図書館の使い方、
論文の書き方などを学んだ。

中にはまったく英語が話せない外国人のためにTOEFL(留学時の語学力判定試験)
対策のコースもあった。

TOEFLはすでに日本で受験し、必要な点数を満たしていたので、
TOEFL対策のコースは取る必要がなかった。

ひたすら論文練習だった。

私のコースは教育実習もあったので、
語学もみっちり訓練された。

EPIでの生活は短かったが、内容の濃い3ヶ月だった。
日本の大学の英語科でもこれほど内容の濃い授業をしてくれればいいのにと思った。

大学での生活は実に楽しかったが、
宿題の多さには驚いた。
日本の大学生は、たしかに楽をしているな~と感じた。

毎日数冊の本を読まなければ講義についていくことはできない。

できなければ単位を落とすことになり、
とにかく必死で勉強をした。

勉強場所はいつも図書館だった。
図書館は本当に充実していた。
これがアメリカの大学の力だと思うほど書籍が充実していた。

日本の大学の図書館がちっぽけなものに思えた。

昼食はサンドウィッチが定番だったが、

学食に行くこともあった。
5ドル(およそ500円)出すと、食べ放題のビュッフェ形式の昼食が取れた。

大学キャンパス内の教会でも無料の昼食を提供していた。
パン、インスタントラーメン、ピラフといったメニューだが、
金のない学生にとってはオアシスだ。

たまに贅沢をするときはピッザハットに行き、
パーソナルパンピッザ(一人前の丸いピザ)を注文した。

とにかく食べ物は安かった。
お金がかかるのはなんといってもテキストだ。

テキストもまともに本屋で買ったら高いので、
私は古本屋でテキストをそろえた。

あとは図書館で必要な文献を借りてレポートをまとめた。
とにかく図書館を上手に使うことが、単位取得のカギだと思った。

教授陣は毎日充実した授業を提供してくれた。

授業の運営は教授の責任だが、
ただ、教師がしゃべって生徒が聞くといった授業はひとつもない。

とにかく、生徒は発表する。
発表できない生徒は宿題をおろそかにしてきているとみなされている。

そんな授業になれていない自分は、はじめは戸惑っていた。
はじめのころクラスの中であまり発表に積極的でなかった私に
教授(指導法の授業)は、名指しで質問し、
なんとか私にしゃべらせようとしているのが分かった。

クラスの他の生徒もあまり発表しない私をみて、
哀れみの表情を投げかけているように私には映った。

ある時レポートの提出があり、私も一生懸命でレポートに取り組んだ。

クラスでレポート発表の順番が回ってきた。
発表を終えると、先生が驚いていた。
「あなた結構やるじゃん」なんて言われてしまい、
ふだんどれほど馬鹿だと思われていたのか知る機会にもなった。

以後発表は積極的にするようになった。

教授はよく生徒を家に招待して食事会(パーティーともいう)を開いてくれた。
EPIで学んだ仲間ともいっしょになり、
ワイワイ、ガヤガヤ楽しい時間をすごした。

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