観葉植物の管理
■冬越し
観葉植物はその多くが熱帯や亜熱帯地方がその原産地です。
日本の冬の寒さはそれらの観葉植物には適していません。
よって多くの観葉植物は室内管理となるのですが,
置き場所には十分配慮が必要です。
まずは窓辺においてはいけません。
冬の窓際は昼と夜の寒暖の差が激しく,
特に夜の気温は外気に匹敵するほどです。
寒さに弱い植物は部屋の中央部におくのがよいのですが,
暖房機からの風が直接当たる場所では葉をいためてしまうので
棚などにおいて空気が暖かくなる場所が適しています。
また冬になると気温の低下に伴って,
水遣りの間隔を広げてあげましょう。
冬はやや乾燥気味のほうが
耐寒性が高まることが知られています。
温度が下がると植物は活動を低下させますから,
このようなときに水を与えすぎると根腐れの原因になります。
乾燥する日が続くようなとき,
湿度を好む植物には霧吹きで葉水を与えるようにしましょう。
■夏越し
観葉植物といってもその種類は多く,
湿気を好むもの,乾燥を好むもの,
日光を好むもの,半日陰を好むものなど
さまざまです。
日本の春から夏にかけての気候の特徴はなんと言っても梅雨です。
高温多湿を好む植物は,この時期戸外においても大丈夫ですが,
植物同士を密着させておいた場合,蒸れて成長を妨げたり,
病害虫の影響を受けやすくなります。
鉢の間隔をあけて風通しを良くして,
晴れた日には日光に当てましょう。
このとき肥料は控えめに与えます。
もともと熱帯や亜熱帯に生息していた植物でも,
直射日光は強すぎます。
大きな木陰やヨシズなどを置いて日陰を作ってあげる必要があります。
またベランダなどはコンクリートの照り返しが強く,
植物は大きなダメージを受けてしまいます。
そこで鉢の下にレンガや台などを置いて,
照り返しを防ぐ必要があります。
ただ,夏の水遣りは,植物にもよりますが,
大体多めに与えます。
7~9月は,葉や鉢に水をかけて,
株全体を洗い流すように水を与えます。
ハダニやカイガラムシの予防にもなって効果的です。
冷房機の風が直接当たる場所は避けましょう。
また冷房が行き届かない閉め切った室内は,
高温になるので,窓を開けて風通しを良くしましょう。