貧血でホームから落ちそうになった。

数年前に勤めていた時、貧血が酷くて駅のホームから、落ちそうになりました。その日は朝から酷い生理痛で、会社を休もうか悩みました。でも、大事な案件があったので意を決して電車に乗りました。
自宅から会社までは片道1時間半です。立っているだけでもしんどいのに、常の様に座る席がありません。だんだん目の前が暗くなるのを感じながら、気合で立ち続けました。
苦労の甲斐あってどうにか駅に着き、そこから片道15分歩いて会社に行きました。午前中はどうにか仕事ができましたが、どうにも身体がしんどいので昼に早退することにしました。


親切なお局様と優しい同僚に見送られ、ふらふらと会社を出て家路につきます。夏だったので暑く、駅に着くまでに途中で座って二度ほどやすみました。だから徒歩15分の道のりに30分以上かかりました。
駅について外のベンチで暫く休んでから、エスカレーターでホームに降ります。その時から予兆はありました。何となく視界が暗くなり、意識が遠くなっていきます。以前に一度倒れたことがあるので、私はまずいと思いました。
倒れないように座れる場所を探しましたが、ホームには一つもベンチがありません。以前、母もこの駅はベンチがないと文句を言っていました。道から外れないように点字ブロックの上を歩いていましたが、前に人がいたので避けました。すると身体が大きく傾きました。
「危ない!」と誰かの声がして、視界がブラックアウトしました。次に気付いた時は、駅長室で横になっていました。どうやらホームから落ちそうになり、助けられたようです。
思い出すとぞっとする体験です。二度と同じことは繰り返したくありません。だからそれからは、予兆があったらベンチがなくても、ホームに座り込むことにしています。